2022年8月のメッセージ 担当:遠藤裕史

皆さん、こんにちは。8月のメッセージを担当する遠藤です。

例年のような猛暑の日々がやってきましたね。節電や新型コロナウィルスの対策の一環で換気をするなど、人によっては冷房の使用を控えめにしている方もいらっしゃるかもしれません。私も自宅では、冷房の設定を28度にしたり、使っていない家電のコンセントを抜いたり、照明を消したりとできる範囲での節電を心掛けるようにしています。もちろん、体を壊してしまっては元も子もありませんから、程々のところで止めておくことも大切と感じました。

さて、7月は痛ましい事件が起きたり、新型コロナウィルスの感染が拡大したり、と気持ちが休まらないニュースを見聞きしました。皆さんの中にはそうしたニュースを見聞きしても普段通りに過ごせる方もいれば、モヤモヤとした気持ちを抱えて日常生活に影響が出る方もいらっしゃるのではないかと思います。“こっちの方が正しい!”ということはなく、大きな出来事が起きた時に出てくる反応や程度は人それぞれでしょう。ちなみに私はというと、上記で挙げたようなニュースをずっと見聞きしていると気持ちが疲れてしまうタイプです…。実際、ニュースで取り上げられたばかりの時は関心もあって情報を集めるのですが、様々な情報が入ってきたり、辛い内容を見聞きしたりしていると段々と“なんとなく嫌な気分”になり始めます。後になって考えると、多くの情報に接している内に疲れていたのかなどと感じていました。新型コロナウィルスが最初に流行り始めた時も同様で、仕事や日常生活に影響が出るものであったため、朝のニュースや時間さえあればインターネットのニュースをチェックしていました。当時もニュースを追いかけていくと段々と疲れていたことを思い出しました。

ニュースを見ていて疲れた時、私の対処法はニュースを見ないようにすることでした。ストレスとなる出来事から距離を取るような感じでしょうか。見聞きしていて疲れてしまう、だったら見聞きしなければいい、という我ながら何とも単純な方法だなと思う次第であります。見出しなどが目に入ることはありますが、それ以上は深く追いかけずに“今はこんなことが言われているんだな”と思うようにしています。なんとなく“もう大丈夫かな”という状態になったら、改めてニュースから情報を集めて整理することを心掛けるようにしています。一緒に暮らしているご家族やお仕事によっては、逐一疲れてしまうニュースでもチェックしなければいけない場合もあると思います。また、ストレスを感じる出来事に多くの時間を割かなければならない人も大勢いらっしゃることでしょう。時には、ストレスと感じる出来事から意識的に距離を取ってみる、という方法も選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

言うは易く行うは難し、という言葉もあるように簡単にできたら苦労はしないと感じる方もいらっしゃると思います。もちろん、ストレスとの距離の取り方や対処法は人それぞれです。誰かが上手くいった方法が自分にも当てはまるとは限りません。試行錯誤して、自分にあったものを見つけていく過程も大切なことではないでしょうか。とはいえ、1人で考えるのは疲れてしまった…という時は当オフィスのような相談機関を使ってみるのも1つの方法です。皆さん1人ひとりにあった、ストレスとの付き合い方が見つかること願っております。

とりとめのないことをつらつらと書いていってしまいました。この文章を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。猛暑の時期でもあり、心身ともに疲れが溜まることだと思います。どうかご自愛の上お過ごしください。