2024年3月のメッセージ 担当:津久井 達也

こんにちわ。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
ポカポカ陽気も安定して春らしい季節になってきていますかね?

3月担当つくいです。
公認心理師としてもまだまだ修行や研修が必要な日々を過ごしていますが...あっという間に「春到来!」です。

私はこの季節になると、悩まされている花粉症に翻弄され『モヤモヤ』過ごしております。



「春の陽気はとても好き!」 「外に出たいけど...出たくない」 ...そんな葛藤を抱いてる日々です。 みなさんは『モヤモヤ』しているとき、どんな過ごし方をされていますか? 私はドラマや映画を観たり、小説を読んだりしながら、気分転換(?) やり過ごして(?)います。 基本的な好みは「ミステリー」ですが、「コメディ」の要素が混ざっているものが気分がポジティブになりとても好きです。 先日見たドラマでは、「『引く(と書いてある)』ドアをいくら『押し』ても開かないんだよね...」という真面目に語ってるシーンがありました。 ドアではないですけど、「なんだかよくわからないけど、やり方間違ってたっ!」ってこと…あるある!と思いながらクスッと笑ってしまいました。


 そんな「クスッ」と笑ってしまうものにとても惹かれてしまう私ですが、思わず笑ってしまう内容が詰まっているものを少しご紹介させて下さい。 ★【ドラマ】初恋の悪魔 ★【アニメ】スパイファミリー ★【小説】恋のゴンドラ(東野圭吾) 機会があればぜひ見てみて下さい! みなさんの「クスッ」と体験もぜひ聞かせてもらえたら嬉しいです。     ▼▼最後に...▼▼ 子育てモヤモヤ... \「おしゃべり会」開催/ 【日時】3月24日(日)18:15~20:45 【場所】春日部ふれあいキューブ 所長(カウンセラー阿部)と一緒に開催しています。 「葛藤」「クスッと体験」等々...気晴らしの機会になればうれしいです。 ★興味ある方は、所長まで!

2024年2月のメッセージ 担当:田島

二十四節気(にじゅうしせっき)七十二候(しちじゅうにこう)、現代のカレンダーではあまり用いられておりませんが、日本には四季をそれぞれ24等分、72等分に細分化した暦が存在します。植物や生き物の生態を細やかに観察し、その季節ならではの現象から時間の流れを感じられて昔の人々の知恵は素敵だなと感じます。

東京メトロ千代田線の新御茶ノ水駅のホームには二十四節気のタイルアートがありますね。中々見応えがあります。2月は二十四節気で言うところの立春と雨水に当てはまります。

立春は割と耳に馴染みがあって、“春の兆しが感じられる頃”ですが、雨水はあまり耳にしないなと思います。(私だけかもしれませんが・・)“2月18日~3月4日頃の時期で雪が雨へと変わり、雪解けが始まる頃”なのだそうです。

 




そんな2月のメッセージを担当します。田島です。

前回のメッセージで私はカウンセリングと心理療法についてその時に考えていたことを文章にしてみました。案の定、「読みましたよ!」なんていう人は1人もいらっしゃいませんでしたので、必然的に悪い評判も私の耳には届いておりません。そこで、今月も自由に伸び伸びと書かせていただこうかと考えています。

 

今月のテーマは「精神分析的心理療法」について書いてみようと思います。

このブログに興味を持って下さった方の中にはご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、「精神分析」とはフロイトが創始した心理療法の1つの方法で、週に4日ないしは5日、自由連想法を用いて治療者とクライエントが会い続けていくことを指します。

自由連想というのは「思い浮かぶことをなんでも話してください」という方法でその人が日頃から考えている事や困りごとだけでなく、その日に見た夢や何故だかふと思い浮かんだイメージなどを様々に話すことです。それを聴く治療者が時々行う解釈を通して、自分について考えたり、その人の人生で上手く行かなくなっているところを少しずつ変えて行こうとする営みのことを指します。通常は少なくとも2年以上、長い人だと数年間という時間をかけてじっくりとこの作業に取り組むことになります。とても気の遠くなるような作業に感じられるかもしれません。そのような作業で何かを獲得できるか、という保証も無いのですが、創始者であるフロイトは精神分析の目標を「その人の人生における悲劇をありふれた不幸にすること」(*私なりの意訳です)と述べています。

フロイトの生きた19世紀後半から現在に至るまで、精神分析という営みは世界各地で営まれており、日々新しい理論や実践が活発に報告されています。

 

少し、話が逸れますがカウンセリングや心理療法を検討するにあたって、「具体的に困っていることがある」という明確な困りごとや、「こうなりたい」という具体的な理想のイメージが存在する場合には認知行動療法のように現実に働きかける治療法も向いているかもしれません。エビデンスの存在や治療期間が比較的短期間で実施出来る点は認知行動療法の長所であると考えます。

 

しかし、私たちが生きていく上での悩みや困りごとの中には、上手く言葉にならなかったり、何故だか解らないけど同じような上手く行かなさを繰り返してしまったり、明確な要因は思い当たらないのに日々が上手く行かない感覚に苛まれてしまう場合があります。そのような時に自分について深く考えたり、自分の状況や心の内側について腑に落ちる感覚を得ることや、納得して日々を生きられるようになりたいというニーズを持つ人もいらっしゃいます。そのような方にはその人のペースで自分について探求する方法として精神分析ないしは精神分析的心理療法が役に立つ可能性があると考えます。

 

上述した様に精神分析には100年以上に渡る歴史や研究の積み重ねが存在します。しかし、日本に限らず現代の社会では1週間の内の4日、ないしは5日、各セッションの時間は1時間に満たないとしても、心の治療のために時間とお金を確保することの出来る人はごく僅かであろうと思われます。

 

そこで、特に現代の日本で広く行われているのが「精神分析的心理療法」です。「精神分析的心理療法」とは週に1回から3回と、精神分析に比べると治療者とクライエントが会う頻度が少なくなります。そのため、「精神分析」と全く同じ営みがなされているとは言い難いのですが、精神分析学から得られた知識や理解を基に心理療法を行っていくことになります。何を達成するかによって時間を要するかもしれません、また、「精神分析」に比べると「精神分析的心理療法」の方が治療者と会っていられる時間が短くなるので、それだけ取り組めることや達成できることが限定される場合もあるかもしれません。しかしそれでも、継続しやすい点やユーザーがアクセスしやすい点は「精神分析的心理療法」の利点であると思われます。近年はうつ病に対する心理療法の効果研究においては、ロングスリーパー効果と言うのだそうですが、認知行動療法による治療よりも精神分析的心理療法の効果は長期間持続し、再発が起こりにくい、という利点が明らかになっているそうです。

 

この文章を書いている時点で私がこの治療方法について、意味のあるものである、ユーザーが生きることに役立つだろうと考えているのは、治療者による手助けを借りながらも、治療の主体はユーザーにあり、その人が自分のために、自分の力で自分について探求し、自分のことを理解したり信じられるようになることに役立つだろうと感じられている点にあると思います。ちょっと抽象的で何を言っているか解らない部分もあるかもしれませんが、ブログの良いところは書き直したり訂正したり出来る点ですので、機会があれば手直しをしたいと思います。

 

心理療法についてもう少し知りたいな、聞いてみたいなと感じて下さった方はぜひ、担当のカウンセラーに質問などされてみてください。当オフィスには様々なカウンセラーがいらっしゃるので、興味深い話なども聞けるかもしれません。

それでは、寒い日も続きますが、皆さまどうかご自愛ください。

2024年1月のメッセージ 担当:櫻井 由史

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

1月のメッセージを担当します。カウンセラーの櫻井由史です。

 

今回は『子ども頃に夢中になったこと』についてです。

幼い頃から振り返ると、いくつかのタイミングで、いろいろなものに夢中になっていたことを思い出します。

 

流行りものには何でも飛びつくような性格傾向ではありつつも、興味のないものにはぜんぜん引き込まれなかったり、何の脈絡もなく、自分の感覚(嗅覚?)で気になったものを取り入れてみたりと、わかりやすい子どもではなかったように思います。

 

そんな自分が夢中になったことの一つが『ポケットモンスター(ポケモン)』です。

1996年に発売されたポケモンですが、ブームになる前の段階で購入しています(発売日に買っています!)

 

それこそ、事前情報や知識もないまま、感覚に任せて、買ってもらいました。

当時、ゲームはガラスケースの中に陳列されているお店が多く、気軽に手で触れることはできなかったため、パッケージのイラストだけで購入を決めました(「キミにきめた!」ってヤツです)。

 

今や世界中で愛されているポケモンですので、当時の自分の選択、感覚はバッチリだったわけです。

そして、夢中になって遊んだ記憶は、今もなお、自分の中に残っています。

数年間、その記憶が更新されることはなかったのですが、ここにきて、変化が起こります。

 

『子どもの頃に夢中になったことに取り組んでみようキャンペーン』をはじめたのです。

 

いざ、キャンペーンを実施してみると、いろいろなことに気づきます。

何より、心が動く瞬間との出会いの多さに驚きます。

大人になることで触れる機会が少なくなってしまったかもしれない、子どもの頃にはたしかにあった心の動きを感じられるのです。

 

そして、自分自身の変化や成長を感じたり、子どもの頃の自分から学ぶことがあったりもします。

 

“好きなものはいつになっても好きなんだ”ということを実感し、

“好きなものを好きでいられる自分でよかった”と思いました。

 

夢中になれるっていいことなのだと改めて感じています。

 

2023年12月のメッセージ 担当:高田康輔

12月のメッセージを担当させていただくカウンセラーの高田です.

しばしの間おつきあいよろしくお願いいたします.

 

さて、今年はコロナへの心配が多少低下したのか、ゴールデンウィークや夏休みなどの連休シーズンにお出かけになられる方が多いように感じた一年でした.これからやってくる年末年始についても今年は予定のある方も多いのではないか?と感じていたりします.

私自身はといえば大きな予定はなく家族とゆっくり過ごすくらいしか例年予定はなく今年も同じように過ごすつもりでいたりします.

そのように、連休はいつも家で過ごすことが多いのですが、その度にやってみようということがあり、それが【創作活動】です.具体的にはいろいろあり、絵を描いてみようかな?とかホームセンターで木材を買ってみて彫ってみようか?とかDIYしてみようか?!などいろいろ取り組んでみたいことは思いつくのですが結局は“何もしない”ということが多いです.今回はその結局手が出せないことについて感じたことがあったのでそんな話をしようかと思います.

 

実はかなりの頻度でそのような【創作活動】に取り組みたい想いは浮かび、テレビやSNSなど色々な媒体で創作活動に取り組む人を見たり、身近なところでも義父や妻が(小物作りや革細工などが好きで)取り組む姿を見たりするとその取り組む姿勢に「面白そうだな」と興味が湧いて自身も取り組みたくなります.しかしながら、実際の少し取り組んでみようとしてみると手が止まってしまうのです.そんなことをこの何年か繰り返していることに最近改めて気がつきました.

一方で、最近ふと気がついたことがありそれというのが意外にも手が止まることなく自身で絵を描いている場面があるということでした.私は、成人の方のカウンセリングも担当しますが、こちらのオフィス以外の仕事などでお子さんとのセッションも多く、その中では言葉を介したセラピーのみではなく共に遊ぶことも多くあります.その中で共に絵を描いたり、絵でクイズを出したりということをする機会も多く、その際に自身が【描く】という【創作活動】においてなんの足枷もなく自由に表現し【描く】という活動を楽しめているということに気がついたのです.

そこで、その二つの違いを考えてみると、手が止まってしまう要因が、「何か成果やしっかりとしたことを作ろうとしている」ということであることに気がついたのでした.それが気になるが故に本当は作ろうとしている行為自体に意味があったり楽しみがあるはずなのに誰が見ているわけでないのに出来栄えや見てくれを気にしてしまっていたんだなということに気がつきました.

そんなことに気がつくと、時折簡単な言葉が言えなかったり、やって見ればいいのになかなか遊びや表現を行動に移せないお子さんのことなんかが思い浮かんできたりもしました.あぁ、きっと大人は「気にしないでやってごらん、正解不正解ないんだからさ」などと言って促してしまうけど動き出せないお子さん達なりの大きな葛藤がそこにあったりするんのだろうなと改めて感じられます.なので、そんなお子さんに関わる場面などではお子さんなりのそんな心模様にも思いを馳せてみてもらいたいなと思います.

なんの話かよくわからなくなってしまいましたが、改めて今年は何か【創作活動】に取り組もうという私なりの葛藤のお話でした.今回気がついたことを踏まえながら、ちょっと躊躇したり足踏みする自分の気持ちに寄り添いながら、今回の年末年始こそは「出来」ではなく「取り組むこと」にフォーカスしながら取り組んでみたいなと思います.

 

最後になりますが、世の中的には今年も色々なことがありました.芸能の世界では色々な所で今までの基盤に変化があるニュースが続き、世界では平和が脅かされる映像が続きなんだかとても気持ち的にざわついてしまう一年になってしまったなと感じてます.

みなさまにとってどんな一年であったでしょうか、良きことまたは反対のことがあった一年かもしれません.うまく調整が取れなくなってしまうこともあるかもしれません.そのような時にはご自身のチューニングを合わせるような意味合いでも我々のような存在を頼っていただければなと思います.

皆様にとって今年を無事に終えられ、来年がより良い年になることをお祈りして今年最後のメッセージを終えさせて頂こうと思います.

おつきあいありがとうございました.

来年もどうぞよろしくお願いいたします.

では、失礼いたします.