2020年 1月のメッセージ 担当:高田 康輔

皆様、明けましておめでとうございます。

1月のメッセージを担当させていただくカウンセラーの高田です。

よろしくお願いいたします。

 

さて、令和になって初めてのお正月がやってきましたね。お正月とは、新しい1年を迎えられたものを祝う慣しです。ここ数年毎年のように大きな災害にあっている我が国では本当に一年一年を新しく迎えられることのありがたみがあるように感じます。

昨年も大型台風が15号・19号と続いてやってきて大きな爪痕を残していきました。私自身も避難所に避難などして、その後の日々では何気ない日常を過ごせる事や大切な家族と共にいられるの幸せを感じもしました。皆様にとってはどんな一年だったでしょうか?

 

話題は変わりますが、12月から1月は長い休みの時期でしたね。家族と過ごす時間も多かったのではないかと思います。親としては日頃忙しくしている分、子ども達とゆっくり過ごそうと考えたり、立場変わり大人になった人達は実家に帰り久しぶりに親孝行でもしようかなと考えたりすることもあるかと思います。

しかし、不思議なもので実際に共に過ごしてみると、言うことを聞かない子どもを注意してばかりになってしまったり、親との会話が鬱陶しくなってしまったりと思い描いていた通りにいかなかったりすることも多いと思います。「こんなつもりじゃなかったのにな」となってしまうこともあるでしょう。一体どうすればいいのでしょうか?

本来はここで心理士らしくバシッと解決策をお示し出来ると格好良いのだと思うのですが、簡単な答えはないのではないでしょうか?親だって完璧ではないし、大人になったからと言っても完璧ではありません。怒ることもあるし、めんどくさくなることも自分自身が甘えたくなることもあります。私は、それでいいのではないかと思います。何か無理をしてしまうことよりも自分自身の思いや振る舞いを受け止めてあげることも大事なことです。

その上で、素直に謝ったり、申し訳ないなという思いの分、別の機会に何かをしてあげればいいのではないでしょうか?心のどこかで家族に対する優しい思いを持ち続けていることが大切なことだと思います。

 

今年は、ついに待ちに待ったオリンピックの年です。日本人選手の活躍に期待したいですね。胸が苦しくなるようなニュースもありますが、これからの一年が皆様にとって良い一年になるようお祈りして今月のメッセージを終えようと思います。

お付き合いいただきありがとうございました。

 

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