2019年 8月のメッセージ 担当 大月浩史

8月のメッセージを担当させていただきます、カウンセラーの大月です。

 

 

突然ですが、このメッセージを書くときにはいつも悩みます。私は不特定多数の人に向けて何かを発信したいという欲がないのです。

 

例えば、講演会や研修の講師として話すのであれば、依頼されているテーマやねらいにそって内容を考えますが、このメッセージについては何の制約もありません。結構困ります。主婦が夫に「何食べたい?」と聞いて「何でもいい」と返されるようなものです。困りますよね?

 

仕事の話をするわけにもいかないし、最近私的なことで目新しい何かがあるわけでもないし、とくに皆さんに言えそうなことも浮かびません。そうも言っていられないので最近よく考えていることを箇条書きにしてみます。

 

 

・みんなもっと笑顔にならないかなぁ

・家族と過ごせる時間を増やしたいなぁ

・ビールが飲みたいなぁ

 

 

・・・だいたい、こんなものしかありません。カウンセラーらしく、「ヨガはじめました」「リラクゼーションやアロマにはまっています」とか言ってみたいですが、そんなおしゃれな生活をしておりません。すみません。

 

 

私は「笑顔が笑顔を生む」ということをいつも考えながら仕事をしています。例えばカウンセリングしているとして目の前の方の笑顔はもちろん、その場にいない、その方が語る周囲の人間も笑顔になったら良いなぁと考えています。

 

いつも家族のために頑張っているし、労働の後のビールは「この一杯のために生きている」という感じで最高に美味しいですね。

 

「この一杯のために生きている」で気付きましたが、普段ぼんやり考えていた「笑顔にならないかなぁ」「家族と過ごしたいなあ」「ビール飲みたいなぁ」の3つは、「そのために生きている」という私個人の生きる意味みたいなものに結び付いているのかもしれませんね。これはまったく意図していなかったので、面白い発見でした。

 

 

何気ない日常の想い、気付き、願い。そういったものを丁寧に拾って、大切に扱ってあげると、生きる上でのヒントみたいなものがわかるのかもしれません。自分自身もそうですが、誰かに対しても同じです。誰かの何気ない言葉に心を配り、感謝したり、苦労をねぎらったりしたいものです。お互いに支え合う、認め合う、育ち合うというのはそういうことの積み重ねから始まるのかなぁと思いました。

 

思ったより深い話になりました。なんとか紙面も埋まりましてほっとしております。皆様の何気ない言葉を大切に扱うカウンセラーとして今後とも努力をしていきたいと思います。読んでいただきまして、ありがとうございました。

 

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