「夢中になれること」
11月を担当します、黒田です。今年の5月から阿部真里子臨床心理オフィスでお世話になっています。他のカウンセラーの方々と、普段顔を合わせることは少ないのですが、このブログを読むとお人柄が伝わるようで、こちらを少しずつ読むのも個人的には楽しみです。
私は子どもの頃から楽器に触ることが好きで、いつもピアノを習わせてほしいと親に言っていたのですが、当時は経済的な事情か、なかなか叶えてもらえませんでした。(バイオリンは習っていましたが、先生が怖くてイヤイヤ通っていました。)
それから何十年も経ったコロナ禍にて、以前演奏していたサックスは、呼気を吐く楽器ということで敬遠され、自分自身もなかなかやる気が起こりませんでした。
それならば、ということで、家にあったキーボードを触ってみようと楽譜を買ったのですが、1人ではなかなか弾けるようにならず、曲はいつまでも完成(完奏?)できませんでした。勇気を出して、音楽教室を調べ、キーボードでもレッスンしてくれるということで、昨年、数か月ピアノを習い、弾き語りにも挑戦しました。
先生に誘われて教室の小さな発表会(!)にも出て、燃え尽きてしまった(?!)のと、少し忙しくなり、レッスンは中断していましたが、最近また“音楽熱”が起こってきて、新しく楽譜を買って挑戦し始めました。宇多田ヒカルさんの「君に夢中」という曲です。
(一曲ずつ、好きな曲を購入できるサイトです)
16分音符の連続で、手が痙攣しそうになるのですが、ゆっくりでもだんだんできるようになると、楽しくてつい深夜まで弾いてしまいます。
もう一つ楽しみは、自分の演奏に合わせてiPhoneのガレージバンドというデフォルトの無料アプリで伴奏を作ることも楽しく、一つ一つ、伴奏の音を入力していると、時間がアッという間に過ぎてしまいます。“ドラムやベース(シンセサイザー)って、こういうリズムで音を出しているんだ!ふむふむ・・・”という新たな発見があり、自己満足に浸っています。このアプリは音もリアルで、これが無料って凄い!と思ってしまいます。
宇多田ヒカルさんのこの曲は、「最愛」というTVドラマ(吉高由里子さんと松下浩平さん)の主題歌でした。常に宇多田ヒカルさんの曲を聞いている訳ではないのですが「やっぱり宇多田ヒカルって天才だ…!」と思ってしまいます。
ということで、これを読んでいる方々も、子どもの頃のように何か「夢中」になれることで秋の夜長を楽しめているといいです。