9月のメッセージを担当させていただくカウンセラーの髙田です。
よろしくお願いします。
さて、地震や台風、オリンピックと心配なニュースも嬉しいニュースもありなかなか落ち着かない8月であったかなと感じています。
世の中的には夏休みということもありゆっくり過ごした方もいらっしゃったかもしれませんね。
休みも終わってお仕事や学校が再開している状況かと思いますが、みなさんは体の調子、こころの調子ともに崩さずに過ごせていますでしょうか。なかなか眠れない、食欲がない、なんとなく元気がないなど、ちょっとした違和感やちょっとした不快感がある場合は、休み明けとはいえご無理をされないようご自愛いただけたらと思います。この時期になるとそんなお話が多くなると思うので、そこに少し+αの点をお伝えしたいと思います。
具体的に何か?というとご自身のみでなくすしだけ視野を広げてみていただきたいなということです。この時期が少ししんどくなってしまう可能性は誰しもに起こる可能性があると思われます。それが皆さんだけでなくご家族、ご友人、職場の同僚など皆さんの周囲にいる方に起こってしまう可能性もあります。
「あれ?なんか表情すぐれないな」「なんとなく元気ないな」「うーん、ため息が多い気がするな」など、ちょっとした不調サインが見られた際にはぜひ「どうした?」「大丈夫」などの声がけをしてみてはどうでしょうか?そのちょっとした声がけをきっかけに話をできることで楽になったり、やっぱり苦しいんだなと自覚できて休むことができたり回復や休憩の後押しになるかもしれません。もちろん不調な際に我々のような専門家やお医者さんにつながっていくことも大切ですが、身の回りの方の些細な声がけから受ける“ケア”にも大きな力があると思います。専門職との関わりとは、助かるものではあるとも思いますが、同時に少し異空間であったりもすると思います。そんな異空間ではなく日常の中で声を掛け合い助け合える世界も良いのではないかなと考えたりしもしますので。ぜひ少しだけアンテナと視野を広げてみていただいて、大切な身近な人への“ケア”をしてみて頂ければなと思います。
もちろん、それだけでは難しい場合やより専門家に相談が必要な時もあると思うのでそのような際にはお力になれればと思います。
まだまだ暑い日が続いております。お近くの人とともに皆様が自身も大切にしていただいて過ごして頂ければと思います。