こんにちは、11月のメッセージを担当する小田です。 急に冷え込むようになってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 身体が冷えると、どうしても気持ちにも影響してきますので、 どうぞ暖かくしてお過ごしください。 さて、秋といえば何の秋ですか? 食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋… 私にとって最近熱いのが「読書の秋」! 仕事柄もあり、なるべく読書をするようにしています。 今回は、私が使ってみて効果を実感した読書が捗るグッズや方法を7つ、 ご紹介させていただきますね。 ①リーディングトラッカー・リーディングルーラー 定規のようなものを当てることで、1行ずつ読むことができます。 読む場所がはっきりとわかって一度に目に入ってくる情報量が減るので、 どこを読んでいるか迷子になりがちな人におすすめです。 また、ものによっては目に入ってくれる光をコントロールして 視覚的なストレスを軽減してくれます。 読書に苦手さのあるお子さん向けに紹介されていることが多いですが、 大人にもとてもおすすめです。 最近は100円ショップなどでも売っているとの噂ですし、 私はクリアファイルを使って手作りしたこともあります。 ②時間を区切ってこまめに休憩する 人間の脳は同じ作業を続けていると、必ず飽きが生じます。 集中力が持続する時間は人によってそれぞれだと思いますが、 ある程度疲れてきたら、無理をして読み続けずに 思い切ってリフレッシュするための時間をとるとよいです。 軽い運動をしてみたり、全然違う作業をしてみたり、単に目を閉じて休めたり。 ③いくつかの本を同時進行で読む ②と関係するのですが、1種類の刺激だと飽きてしまうことがあります。 他のジャンルの本を同時進行で読むことで、結果的にたくさん読むことができます。 もちろん、話に没頭する小説などは続けて読みたいと思いますし、 人によっては同じ本を読む続けるほうが集中できると思いますので、 そのあたりは試してみて、ご自身の読みやすさを優先してください。 ④手遊びしながら読む 手遊びといえば、ちょっと前にハンドスピナーが流行りましたよね。 人によっては授業中にペン回しをした人もいるでしょう。 電話中の意味不明の落書きもそうです(笑) 海外ではFidget Toyと呼ばれるグッズが販売されています。 手持無沙汰を埋めるための手遊びなどをが導入すると、 却って集中が逸れずに集中できる場合があります。 私は最近「インフィニットキューブ」というのがお気に入りです。 こちらも、人によって、環境によっては使えないかもしれませんし、 読む内容によっては却って集中できなくなる人もいるかもしれないので、 試してみてご自身に合う方法を調節してみてください。 ⑤集中できる環境を整える 当たり前のことですが、人の認知能力は環境の影響をとても受けます。 人によって集中できる環境はさまざまでしょう。 自室が落ち着く人、カフェが好きな人、電車の中が読書タイムという人。 人によって読書に割ける時間の長さはそれぞれだと思いますが、 できれば限られた時間を充実させるためにも、 読書を楽しめる自分なりの環境を見つけられるといいですよね。 ⑥スマホを触らない ⑤と関連しますが、スマホからの通知などが入って都度確認していると、 どうしても集中力が途切れてしまい、戻ってくるのに時間がかかります。 その繰り返しで、結果的にはかなり時間が浪費されることに… スマホの影響についてはベストセラー「スマホ脳(新潮新書)」などに詳しいです。 読書中は思い切って電源を切ってしまうのも一つの手! どうしても気になってしまう人には、スマホを一定時間物理的に閉じ込める 「タイムロックコンテナ」なんていうグッズもありますよ。 ⑦気楽に読む! 「読んでいない本について堂々と語る方法(ちくま学芸文庫)」という本があります。 すごく挑発的なタイトルですが、とてもお気に入りです。 1字1字しっかりと読む「精読」を重んじる文化にメスをザクザクを入れてくれます。 結局大部分は忘れてしまうのに、本を読むとは一体どういうことか? 本を読むという行為そのものへの心理的なハードルをめいっぱい下げてくれます。 「読書」というのは受け身的な行為のようで、 実はクリエイティブな行為だということが本書の主張だと認識しています。 (そういう私こそ、ずいぶん前にこの本を読んだので内容はうろ覚えです(笑)。) 以上、7点を挙げてみました。いかがでしたか? 本の読むというのは実はとってもプライベートな行為で、 その方法は人によって千差万別だと考えています。 ぜひご自分にあった読書術を探ってみて、 秋の読書ライフを楽しんでみてくださいね。