2021年 6月のメッセージ 担当 田島

みなさんこんにちは。6月のメッセージを担当します。田島です。

公園の紫陽花が咲き始め、湿気をまとった空気を肌で感じると、梅雨がやってきたのだなと感じる今日この頃です。

 

なんと、信じ難いことですが、上の3行を書いて、この一文を書くまでに1時間が経過しました。遊んでいたとか、別の仕事をやりながら書き進めていたとか、そういう訳では無いのです。ただただ、何を書こうか、前は何を書いたっけ?他の先生は最近はどんなテーマを書いたんだろう?同じようなのを書かないようにしなきゃ。それでいてオリジナリティを出せるように・・・いや、そこまで目立つ文章はあんまり書きたくないな。

でも、前に書いた、「パンが好き」だけを書いて終わるっていうのはちょっとまずいよな。うーん・・・と考えていたら、あっという間に時間が過ぎてしまったのです。

 

こういう時にAIが助けてくれたりしないものか、と冗談が頭の中に思い浮かぶのですが、次の瞬間には実際にそういうAIがあってもおかしくないじゃないかと思うような、そんな世の中になったのですから、科学の進歩は凄いものだなと思います。

 

最近凄いなと驚いたものの一つに、画像認識の技術があります。

アクション映画などでは、大抵主人公は顔認証システムで引っかかって、黒幕が手引きして、窮地に追い込まれてしまって、ハラハラドキドキに一役買っていますね。

あのシステムが無ければストーリーはのっぺりとしたものになってしまうはずです・・・

ああ、話が逸れてしまいました。元のお話に戻ります。

 

私が取り上げたいと思ったのは、その画像認識のシステムを使って、花の名前が解るというアプリです。スマホのアプリを起動して、カメラで何の種類なのかを知ることが出来るのです。

私は元々そこまで花の種類や、名前に興味があるタイプでは無いのですが、手軽にサッと解るので面白くて使っているうちに、名前が解ると、何だか親しみが出てくるので不思議なものです。

そうやって草花の名前が解ったりすると、通勤の途中で目にする草花に興味を持ったり、何気ない日常の瞬間が少し彩を持ったりして、技術の発展は素晴らしいなと思いました。

 

そう言えば、それとは反対に、子供の頃にダイワの釣魚図鑑を眺めたりするのも面白かったなと思います。今となってはどんな記事が書かれていたかは中々思い出せないのですが、北海道に居る幻の魚の名前が「イトウ」という名前で、子供の頃の私からすると普通の苗字っぽくて、本当に幻の魚なんだろうか?もっと他に良い名前があったのでは?と訝しんだりしていたように思います。

スマホアプリでさっと調べることが出来るのは、とてもスマートだし、日常を便利で楽しくしてくれます。同時に、図鑑を何度も読み返したり、ページをパラパラとめくって、知りたいことの周辺までのんびりと眺めて過ごす時間も、今から振り返るととても贅沢な時間だったなと思いました。

 

カレンダーに祝日の無い1か月は、長く感じるかもしれません。疲れも溜まり易い時期ですので、どうかご自愛ください。

 

良い1か月になることをお祈りしつつ、筆を置かせていただきます。

 

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