カウンセラーの阿部雄貴です。
さて、あいかわらず緊急事態宣宣言が継続中ではありますが少しずつ春の訪れを感じることのできる場面が増えてきました。
今年の3/11で東北の大震災からちょうど10年ということで、もうそんなに経ってしまったのかという気持ちと、遠い昔のことのように感じる気持ちと、どちらもあるように感じます。
関東も震源地から距離があったとはいえ、計画停電や放射能汚染への不安、社会的閉塞感など当時すごく感じていたことを憶えています。
被災地の映像やテレビCMもずっと同じものが流れていたり、地震速報の怖い音に恐怖したりしんどい時間を過ごしていました。
またその時にも【自粛】というキーワードはそこかしこで聞かれました。
その時も何か行動を一つする時に周りの目や自分自身、望ましい行動が取れているのだろうかという葛藤が常にありました。
そして今も常に葛藤はありますが、感染を拡げないように最大限配慮しつつ、自分の人生を生きることも大事だと思うので、どちらも意識しながら有限な時間を少しでもより良いものにすることが大切なのかなと考えています。
阿部真里子臨床心理オフィスが大切にしている考え方の中に河野良和先生が提唱していた「マイナス思考大成功法」というものがあります。
ざっくり簡単に説明しますと、不安な気持ちなど一見不要に感じるようなネガティブな感情も排除しようと躍起になるのではなく、自分にとってそれも大事な感情であると考え、あえて大切にしようというような考え方です。
マイナスな側面も眼を逸らさず好ましいものと受け止めた上で、プラスの方向を向くようにしてみるという考え方は個人単位でも社会単位でも安定的でいられる考え方の一つになり得るのではないかなと思っています。
そんな中ではありますが機会があり先日フルサイズの一眼レフカメラを購入しました。
まだまだ初心者なので右も左も分からないのですがワクワクしながらシャッターを切っています。
初めて撮影した写真を載せておきます。
今年は桜や春の風景をたくさん撮影してみたいなと考えています。
オフィスの写真も少し腕が上がったら撮影していけたらいいなと思っております。
この文章をご覧になっている皆様も少しでもよい時間が過ごせるようお祈りしております。