2018年 10月のメッセージ 担当:斯波涼介

こんにちは。10月のメッセージを担当いたします、カウンセラーの斯波です。
とてつもない猛暑と言われていた8月が過ぎて一安心かと思えば、それに負けない残暑が続いたり、記録的な台風が次々と到来してしまったり……と、なかなか気の休まる日がありませんね。10月も、またしても猛烈な台風と共に突入してしまいました。
一連の災害等に被災された方々におかれましては、心よりお見舞い申し上げます。一刻も早い復興をお祈りいたします。

8月・9月と慌ただしい日々を送っていましたが、個人的にはひと段落ついた感じがしています(天候は全く落ち着きませんが……)。
そんなわけで、9月14日に公開となった映画「プーと大人になった僕」を観てきました。
知っている方も多いと思いますが、この映画は「くまのプーさん」に出てくる男の子「クリストファー・ロビン」が大人になり、あるきっかけから、100エーカーの森で共に時間を過ごした「プーさん」やその仲間たちと再会を果たす物語です。
とても癒されました。詳しく感想を述べたいのですが、そうするとどうしても内容に触れなければならないので……ぜひ、映画館に足を運んでみてください。
誰もが知っている「プーさん」や、個性あふれる100エーカーの森の仲間たちの魅力を再確認できます。
個人的には、クリストファー・ロビンのある行動に伴って、イーヨー(陰気なロバ)が目を見開くシーンがあるのですが、そこでなんだかとても感動しました。

映画を見終わったあと、アニメ版「くまのプーさん」が懐かしくなり、DVDを借りて帰宅しました。つまり「プーと大人になった僕」→「くまのプーさん」という順番で観たことになります。
そして「くまのプーさん」を観て気づいたのですが、(当たり前と言えば当たり前なのですが)「プーと大人になった僕」のシーンに中には、元々のアニメのシーンを題材にした、パロディ?オマージュ?のようになっている箇所がたくさんあるのですね。
「あのシーンはここから取ってきてたのか!」と気づける場面がたくさんあって、そういう意味でも面白かったです。
私は先に映画を観ましたが、これから観ようと思っている方は、先にアニメを観ておくのも一興だと思います。

大人になるにつれて、子供のころは想像しなかった「大変さ」や「しがらみ」に取り巻かれてしまうことは、仕方のないことかもしれません。でもクリストファー・ロビンにとってのプーさんのような存在は、きっと誰の心の中にでも存在するのではないかと思います。一時的にはそれを忘れてしまうことがあっても、心が疲れてきたときには、そんな存在をふっと思い出せるといいな……などと考えました。

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