2017年 9月のメッセージ 阿部 雄貴

皆様こんにちは。

九月のメッセージを担当させていただきますスタッフの阿部雄貴です。
夏真っ盛りの八月が終わりこれから九月を迎えますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、阿部真里子臨床心理オフィスでは恒例行事となっております一泊二日の長瀞での自然体験活動に行ってまいりました。
全体を通してとても楽しい時間を過ごすことができました。
今年の目標でありました『ゆるく』がんばれることを、がんばるという目標は達成できたのではないかなと思っております。

今回もグループワークとして各担当者を筆頭に様々なことを行いましたが、私は夕食後、音楽室で行うキャンドルファイヤー中のレクリエーションの担当でした。
たくさん悩みに悩んで、今年はみんなでハンドベルを演奏することに決めました。

まず好きなベルを一つ選んでもらい一通りハンドベルの奏法を全員で試してみました。
釘打ち奏法、サステイン奏法、トレモロ奏法など意外に奥が深いのです。
ハンドベルといえばクリスマスなど冬のイメージが強いかと思いますが、虫の声も相まって音色がとても綺麗で夏の夜の音楽室に映えておりました。

そして今回の課題曲のきらきら星。
時間が限られていたのでちょっと難しいかなと思いつつも、その場の力量を知るためにNO練習で自作の楽譜をババっと渡して
(サブタイトルに深い意味はありません)

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ぶっつけ本番で演奏してみたところ、意外とみんな上手!!
これはいけそうだぞということで上のパート、下のパートに分かれてすぐ練習!

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あっという間に素晴らしい演奏ができるようになりました。拍手。
演奏に注力していると客観的に聴けない面もあるので、こっそりその様子をコンデンサーマイクを使って録音していたので、みんなで聴いてみました。とてもとても綺麗でした。
下のパートの旋律だけ鳴らしていると、これであってるのかな?と感じるような、なんとも微妙な音なのですが、主線律と合わせることで主線律の不足分をサポートするような素晴らしい和音になります。

目に見えやすい主線律の役割の人間だけではなく、目に見えにくいけど素晴らしい下のパートを奏でている生き方というのもあるのではないかと思います。
人になかなか認められなかったり、勘違いされやすかったり、自分自身この音であってるのかな?と不安になるときもあると思いますが、まずは自分を信じてみて、自分の人生を探して磨いていく。
そして、誰かのそんな道のりを『僕はその音わりと好きですよ』と支えることのできる人間であれたらいいなあと自分自身思います。 3年B組の先生みたいなことをあえて言ってみました。笑

まだまだ残暑が厳しいですが、夏風邪などひかぬよう皆様ご自愛ください。