2023年11月のメッセージ 担当:小田

こんにちは!カウンセラーの小田です。この記事を書いている10月の中旬、日に日に秋が深まり、金木犀の香りが漂ってきています。

今年の夏はとても暑かったので、涼しくなってきてほっとする気持ちもありつつ、あまりにも急な気温の変化に身体も心も追いつかないよ~という方はいませんか?はーい、私です!(笑)

 

さて、皆様この秋をどのように過ごしていらっしゃいますか。スポーツの秋?食欲の秋?読書の秋?

私は最近「動画の秋」を満喫しています♪最近の動画サービスは本当にすごいですね…。それで最近面白かったドラマのご紹介をさせていただきます。その作品は「MIU404」!米津玄師さんの主題歌「感電」を何度も聞いたことがあったので、きっとオンエア時話題の作品だったのでしょう。この記事を読んでくださる方もご存じでしょうか?私は普段からテレビ自体そんなに熱心に観ないのと、ドラマをオンエア時にリアルタイムで観る習慣がないので知らなかったです。まだ4話くらいしか観ていない中での感想になりますが、お付き合いください。

知らない方のために、公式HPのあらすじの一部抜粋を以下に示しますね。(詳しくはHPで!)https://www.tbs.co.jp/MIU404_TBS/intro/

 

タイトル『MIU404』の“MIU”とはMobile Investigative Unit(機動捜査隊)の頭文字であり、“404”は綾野と星野が演じる機動捜査隊員の二人を指すコールサインだ。(中略)本作は、警視庁の働き方改革の一環で作られたという架空の設定の臨時部隊「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」が舞台。(中略)普段は覆面パトカーで地域をパトロールし、110番通報があれば事件現場に急行、迅速に初動捜査を行う。(中略)綾野が演じるのは、機動力と運動神経はピカイチだが機捜経験がなく、刑事の常識にも欠ける伊吹藍(いぶき・あい)。考える前に身体が動いてしまう“野生のバカ”だ。一方、星野が演じるのは、常に先回り思考で道理を見極める志摩一未(しま・かずみ)。観察眼と社交力に長けているものの、自分も他人も信用しない理性的な刑事だ。(中略)数々の事件を乗り越え、二人は信頼しあうバディになれるのか…!?

 

事件の推理などのサスペンス要素や、緊迫した犯人の追跡、ストーリーの疾走感…!ドキドキハラハラな展開に引き込まれます。

そして、この作品で、個人的にカウンセラーという職業柄(?)すごく素敵だなぁと思った点がいくつかあったので紹介します。

 

1つ目は、まったく違う価値観や考え方を持つ伊吹と志摩が、衝突しながらもお互いを理解し合いながら、協力し合って事件を解決していくところ!綾野さんと星野さんの演技の素晴らしさもあり、コミュニケーションのズレがすごくリアルだなぁと思いつつ、フィクションだからこその、ズレが絶妙に噛み合う瞬間がとても心地よく感じます。第4機動捜査隊の他のメンバー(陣馬警部補と九重警部補)もまた個性爆発で、4人の凸凹がとっても素敵です。桔梗隊長もかっこいい!!!

 

2つ目は、すごく楽しそうなところ!綾野さんと星野さんを中心に、俳優さんがとても楽しそうに演じられているように観ていて感じました。特に、第4機動捜査隊のメンバー同士がやり取りをする場面。とっても個人的な感覚にはなりますが、「あれっ、これってアドリブ?」と思うような、どこからが演技でどこからが俳優さんたちの素の表情やセリフか、その境目が絶妙に混じり合っているような感覚が観ていてありました。そういう雰囲気を観ていると、こちらまで気持ちが和みます。

 

3つ目は、とても勉強になるところ!現代に特有の犯罪や問題(たとえばあおり運転、違法薬物、SNSによる情報拡散など)も扱っているので、若い方も大人も、観ていてとても勉強になると思います。街中に防犯カメラってけっこういっぱいあるんだな~、とか、身の危険を感じたときにはどうやってSOSを出したらいいのかな、など、観ていて自然に防犯意識が高まるなぁ、と思いました。なかなか現実の捜査や対応はドラマのようにはいかない部分もあるかもしれませんが…。(ただし、年齢制限はNetflixで16歳以上、Prime Videoで13歳以上となっていました。)

 

以上、とっても個人的な動画視聴の感想でした!

(※暴力シーンや犯罪シーンなどがあります。ご自身の体調に合わせて、場合によっては視聴を控えたり、かかりつけのお医者さんに相談することをお薦めします。刑事ものでも、刑事もの以外でも、面白い動画はたくさんありますので、ぜひご自身のお気に入りを見つけてみてください!)

 

ちょっとしたことでセンチメンタルになりやすい季節の変わり目。皆さまも、楽しいことやお気に入りのものやことを見つけて、少しでも気分良く過ごせますように。

 

2023年10月のメッセージ 担当:遠藤 裕史

皆さん、こんにちは。10月のメッセージを担当する遠藤です。

 非常に暑い夏が終わり、ようやく涼しくなってきましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。急に涼しくなってきたためか、私の周りでは体調を崩してしまう人を見かけたり、そういった話を聞いたりすることが多いなと感じています。皆さんお体にはどうぞお気をつけてお過ごしください。

 さて、今年は新型コロナウイルスの制限が緩和された夏でもありました。皆さんは夏休みや9月の連休シーズンなどはどのように過ごされたでしょうか。せっかくなので旅行など遠くにお出掛けされた方もいらっしゃるかもしれません。もしくは、引き続き感染に気を付けるために、あえて外出を控える方もいたのではないでしょうか。ちなみに私は言うと、元々出不精な性格もあってか、新型コロナの制限緩和前後で過ごし方があまり変わっていなかったなあと感じています。暑くて外に出たくない、人混みは苦手など外出しない理由を探せばたくさん見つかってしまうのが少々悲しいところです。また、個人的に働き先の環境がいろいろ変わり、そこまで考える余裕もなかったかもしれません。

 変わらないことと言えば、私は以前からプランターを使った園芸をやっています。難しいものを育てているつもりはないのですが、比較的簡単と言われるものが上手く育てられなかったこともあります。さらに、育てる環境の変化によって以前は何事もなく育てられていたものが病気にかかり続けてしまい、今年からは育てることを止めたものもありました。プランター園芸をやる上で自分のルールにしているものは、毎年新しいものを1種類育てることです。覚えている限りでは、一昨年がピーマン、去年がナス、そして今年はミニカボチャにチャレンジをしています。何となく始めた園芸ではありましたが、毎年何か変化をつけるようにしているため続けられているのかもしれません。

皆さんの変わらずに続けられているものは何があるでしょうか。もしよろしければ少し振り返ってみていただければと思います。

 今年は頻回に見かけることのあったアゲハチョウの幼虫の画像を載せようと考えたのですが、苦手な人も多いのではないかと気が付きました。いつもの“いらすとや”さんの画像をお借りします。

 

2023年9月のメッセージ 担当:阿部 雄貴

9月のメッセージを担当しますカウンセラーの阿部雄貴です。

暑い日が続いておりますが、もうすぐ秋になりますね。
食欲の秋、読書の秋などいろいろありますが今回は突拍子なく「自分の睡眠について改めて考えてみる秋」を提案します。

自分なりの最高の睡眠を模索することはメンタルヘルスにおいてかなり大きな意味を持つと日々実感しております。
心配ごとがあると夜中に起きてしまったり、寝付きにくかったりする時がありますよね。
外的な要因はコントロールすることが難しいので、せめて自分がコントロールできる就寝までの準備の部分は毎回しっかりとすることが良いのではないかと思います。

私もこれまでの人生の中でより良い睡眠時間を獲得するため日夜試行錯誤し続けて参りました。

睡眠への準備として自分が心がけていることを以下に少し挙げてみようと思います。


・カフェインは夕方以降はなるべく飲まない
・多量のアルコールも摂取しない
・シャワーだけでなく湯船に浸かる
・寝る直前〜朝起きるまでSNS、メールの通知は意地でも見ない
・寝る前に水分を摂りすぎずトイレを済ます
・なるべく何事も考えない(具体的に何かを考えるのは一番NG)
・眠れない時はとにかく自分の呼吸のみに注目
・自分の枕の好み、布団の硬さを把握しておく
・小さなやるべきことは溜めずに日中になるべく消化しておく
・昼寝はなるべくしない
・夜間の楽器練習、激しいゲームはしない
・窓を開けるのではなくエアコンを使う




いかがでしょうか。

何それ?と思ったものもあるかもしれません。笑
それぞれちゃんと細かい理由があるのですが解説するとすごく長くなってしまうのでもし興味がある方は直接ご質問ください。

どんな状況でも睡眠時間をなるべく確保できることは人生においてかなりの財産になると思います。

また環境変化や加齢、体質の変化もあるので日々研究とアップデート、バランス調整が必要になります。


自分の睡眠について改めて考えてみる秋、良かったらこの機会にぜひ実践してみてください。




2023年8月のメッセージ 担当:大月 浩史

こんにちは、カウンセラーの大月です。先日、忙しすぎて自分のために何もしていないなと急に思いつき、10年ぶりくらいに当時から読みたかった小説をいくつか購入し、読んでみました。時間はないので睡眠時間を削りました。最近寝不足です。

 

私はカウンセラーでありながら、普段は人前で話す仕事ばかりしているので、どうしてもアウトプット(出力)ばかりになってしまいます。自分を削って生きる感覚と言うのでしょうか。そのため、インプット(入力)つまり自分の中に「何か」を取り込んでいく作業を定期的にしなければ、空っぽの人間になってしまう感覚があるのです。

 

インプットするものは何でも良いのですが、自分が好きなものが良いんじゃないかと思います。本でも、音楽でも、映画でも、誰かとのおしゃべりでも、ビールでも。

 

そういった意味ではカウンセリングの時間は私にとっては目の前の人の「何か」をインプットできる時間です。目の前の人の「悩みの核」であったり「問題の本質」、そして「その人自身」みたいなものを注意深く理解しようと試みる。自分の中に「それ」をインプットし、自分の中で咀嚼して相手に返す(アウトプットする)。そのやり取りこそが治療的であり解決的で、そして相手を大切にすると言うことなんじゃないだろうかと考えています。

 

カウンセリングは言語を介して行われますが、もしかしたら語られる言葉にはほとんど意味がなくて、その裏側にある「何か」にこそ重大なメッセージが隠されているんじゃないかと思うことも度々あります。目に見えるもの、聞こえてくる言葉だけで判断しないように心がけています。

 

そもそも、言葉はどれほど正確に私たちの考えや気持ちを表現できているのでしょうか。目の前の人間を本当に愛している時に「愛している」という言葉で100%の想いを込めていられるのか。答えはNOです。言葉は私たちの心の一部を簡易的に切り取って表現しているに過ぎません。切り取っているわけですから、削ぎ落とされた想いが確実に存在する。私たちは常に「言葉足らず」なコミュニケーションを行っているのです。

 

だから、その削ぎ落とされた、切り取られて捨てられてしまった想いを、全身で感じ取るようにする。心の落とし物を見つけようと努力する。それが私自身が普段から心がけている、相手を理解する時のコツのようなものです。

 

読書をしたからでしょうか。文章が少々難しくなってしまいました。すみません。そもそも本の話をしようと思ったのに全然関係ない話になってしまいました。だが、それが良いんです。自然に身を任せて生きていきましょう。

 

この文章だって、私が伝えたい想いの一部しか表現できていない。100%相手を理解したいと思うから、人は人を求めるのかもしれませんね。皆さんも、相手の言葉からこぼれ落ちた「想い」を見つけるように生きてみてはいかがでしょうか。

 

この文章もアウトプットですから、少し疲れましたね。そういう時は好きなものをインプットしましょう。それでは大好きなビールをいただくとします。暑い日が続きますので体調を崩さないようにご自愛ください。