2017年 10月のメッセージ 内田佳菜子

皆さまこんにちは。
10月のメッセージを担当します、カウンセラーの内田と申します。

朝夕は涼しい日も増え、上着を羽織っている人を見かけることが増えてきました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

肌寒い日もありますので、風邪などにはお気をつけくださいね^^

さて、秋と言えばよく「〇〇の秋」と言いますが 皆さまはどんな秋を過ごされる予定でしょうか。

私は普段出不精なので、休みの日はのんびり家で過ごすことが多いのですが、 今回は一足先?に「VRの秋」を体験しに行ってきました!

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初めてのVR体験、行ってみたのは新宿にあるVR ZONEという体験施設です。

まずやってみたのが、地上200メートルの高所で板切れの上を歩いてネコを救出!というゲーム…

本当はただ板が置かれた床なのですが、VRゴーグルをつけてから見るとまるでビルの屋上から板が飛び出していて、そこに子猫がいるように見えるんです。

落ちても大丈夫だと分かっていても、足がすくむような怖さ……
非常にドキドキしながら、無事ネコちゃんは救出することができました。

そして、エヴァンゲリオンへの搭乗&操縦体験!
使徒(敵)との闘いはドキドキも怖さもあり、あっという間に終了時間になってしまいましたが、とてもとても貴重な経験ができました。

今回、体験前に「なんとなくこういう感じかな」という予想はしていたものの、私の予想を超えて、見える・感じるバーチャル体験ができました。

そして、はじめは緊張もあったのですが終わってみて「来てよかった!」と感じました。

やはり、想像と実際体験してみての感覚は、こんなに違うのですね。

普段から「きっとこうだろう」と想像することはよくありますが、必ずしもその通りではないことを改めて実感しました。

皆さまも、この秋色々な過ごし方をされるかと思います。
その際に感じたこと、思ったことなど、ぜひカウンセリングの中で教えていただけると嬉しいです^^

2017年 9月のメッセージ 阿部 雄貴

皆様こんにちは。

九月のメッセージを担当させていただきますスタッフの阿部雄貴です。
夏真っ盛りの八月が終わりこれから九月を迎えますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、阿部真里子臨床心理オフィスでは恒例行事となっております一泊二日の長瀞での自然体験活動に行ってまいりました。
全体を通してとても楽しい時間を過ごすことができました。
今年の目標でありました『ゆるく』がんばれることを、がんばるという目標は達成できたのではないかなと思っております。

今回もグループワークとして各担当者を筆頭に様々なことを行いましたが、私は夕食後、音楽室で行うキャンドルファイヤー中のレクリエーションの担当でした。
たくさん悩みに悩んで、今年はみんなでハンドベルを演奏することに決めました。

まず好きなベルを一つ選んでもらい一通りハンドベルの奏法を全員で試してみました。
釘打ち奏法、サステイン奏法、トレモロ奏法など意外に奥が深いのです。
ハンドベルといえばクリスマスなど冬のイメージが強いかと思いますが、虫の声も相まって音色がとても綺麗で夏の夜の音楽室に映えておりました。

そして今回の課題曲のきらきら星。
時間が限られていたのでちょっと難しいかなと思いつつも、その場の力量を知るためにNO練習で自作の楽譜をババっと渡して
(サブタイトルに深い意味はありません)

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ぶっつけ本番で演奏してみたところ、意外とみんな上手!!
これはいけそうだぞということで上のパート、下のパートに分かれてすぐ練習!

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あっという間に素晴らしい演奏ができるようになりました。拍手。
演奏に注力していると客観的に聴けない面もあるので、こっそりその様子をコンデンサーマイクを使って録音していたので、みんなで聴いてみました。とてもとても綺麗でした。
下のパートの旋律だけ鳴らしていると、これであってるのかな?と感じるような、なんとも微妙な音なのですが、主線律と合わせることで主線律の不足分をサポートするような素晴らしい和音になります。

目に見えやすい主線律の役割の人間だけではなく、目に見えにくいけど素晴らしい下のパートを奏でている生き方というのもあるのではないかと思います。
人になかなか認められなかったり、勘違いされやすかったり、自分自身この音であってるのかな?と不安になるときもあると思いますが、まずは自分を信じてみて、自分の人生を探して磨いていく。
そして、誰かのそんな道のりを『僕はその音わりと好きですよ』と支えることのできる人間であれたらいいなあと自分自身思います。 3年B組の先生みたいなことをあえて言ってみました。笑

まだまだ残暑が厳しいですが、夏風邪などひかぬよう皆様ご自愛ください。

2017年 8月のメッセージ 大月 浩志

こんにちは。8月のメッセージを担当させて頂きます、カウンセラーの大月です。暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。私にとって夏というのは週末のビールが楽しみな季節です。

先日、「人生とは選択の連続である」という言葉がふと頭に浮かびました。どこかで聞きかじった言葉です。週末に飲むビールのつまみは何にしようか、休日にどこに行こうか、どの服を着ていこうか。すべて無数にある選択肢の中から一つだけ選んだ結果で時間は流れていきます。例えば、学校も就職も結婚も「選択」です。たくさんある選択肢の中からこの学校、この職場、このパートナー、という「選択」をしているからです。このホームページの私のメッセージを読んでいることも、別の楽しみやしなければいけないことではなく、このメッセージを読むという読者の「選択」の結果と言えます。

可能性は無限大と言いますが、私たちが何気なく行動していることは、意思が宿った「選択」の結果だと考えると、非常に不思議な気持ちになってきます。何をしても無駄だと落ち込んでいるときは何をしても無駄だと思って「絶望する」という「選択」をしているのかもしれません。ダイエットをしたくても時間がないからできないというのは、「だからダイエットをしない」という「選択」であり自分の意志です。なんだか、全部自分で決めた結果な気がしてきます。怖いですね。逆に言えば、無意識に自分で自分の行動をわざわざ選んでおり、自分で自分の未来を知らず知らずに決定づけている…という考え方もできるかもしれません。

そのように考えると、今までの人生がどうであれ、現状が何であれ、自分の心と脳をたくさん使って一生懸命「選択」することで、未来は変えていけるんじゃあないかと思ったりします。もちろん、そんなうまくいくことばかりではありません。つまらないことでくよくよしたり、うまくいかなくて落ち込むこともたくさんあります。

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そんなうまくいかない日々も、ビールが美味しければ楽しい気持ちに変えることができるかもしれません。落ち込むときはたいてい、自分以外の誰かの影響を受けています。それは、他人に自分の人生の「選択」をさせているわけです。誰かの影響で落ち込むという「選択」をせず、ビールを飲んで楽しくなるという自分の「選択」で自分の今と未来を変えていくのです。ビールってすごいですね。今すぐ飲みたくなりますね。皆さんもビールを見たら、この言葉を思い出してください。「ビールがうまけりゃOK(自分で未来は変えていける)」。

2017年 7月のメッセージ 斯波 涼介

こんにちは。カウンセラーの斯波と申します。
季節は梅雨真っ盛り。このメッセージを書いている今もしとしと雨が降り続いています。梅雨はジメジメして嫌だと感じる人は多いと思います。私も例に漏れずそうなのですが、カタツムリがたくさん見られるのは嬉しいですね(←なぜかカタツムリが好き)。


カタツムリの画像を載せようと思いましたが、嫌いな人もいるかもなのでイラストにしました。

私は先日、ある場所で「○○派ゲーム」というのをやりました。「犬派? 猫派?」などが有名ですが、要するに「どちらが好きか」ということなのですが、これをゲームとしてやってみたわけです。
手順としては、参加者一人ひとりに「○○派」の案を出してもらいます。「犬派・猫派」ももちろん出ましたが、ほかにも

・映画を見るなら 映画館派? 家でDVD派?
・カレーは 甘口派? 辛口派?
・麺類と言えば うどん派? そば派? ラーメン派?
・目玉焼きに付けるのは しょうゆ派? ソース派? マヨネーズ派?
・好きなものを食べるのは 最初派? 最後派?

……などなど、面白い「○○派」の案がたくさん出ました。私がビックリしたのは、ある参加者さんが提案した「コタツで食べるのは みかん派? アイス派?」という選択肢でした。
私は、そもそも「コタツでアイスを食べる」なんていう選択肢があると思っていませんでした。冬なんだから寒いだろうと……。でも「アイス派」の言い分は「寒いからこそコタツで食べる。コタツに入りながらだから寒くない」とのことでした。なるほどなぁ……と思いました。私は知らなかったけれど、けっこうメジャーな「派閥」だったんですね。

そんな感じで、たくさんの「○○派」を提案してもらった後、メンバーが順番に「どっち派か」を、発表します。この時にルールを2つ決めました。1つ目は「他の人の主張を否定しない」こと。2つ目は「どっち派でもない場合には、そう伝えてもいい」ということです。例えば「カレーは甘口派でも辛口派でもなく中辛派」とか「そもそもカレーが好きではありません」とか、そういう風に発言しても良いことにしました。
そうすると1人の参加者に関して、選択肢の数だけ「○○派」が提示されることになります。ちなみに私は「カレーは激辛派、映画はDVDだけど本当に観たいときは映画館派、コタツではミカン派、飼うなら猫派、目玉焼きにはしょうゆ派、海と山ならどっちも行きたい派、夏と冬なら夏が好きだけどスキーだけは捨てがたいのでやっぱり冬も好き派、袋麺ならチキンラーメン派」……という感じでした。
メンバーのひとりひとりがそのように自己開示してゆくと、意外な一面が見えたりもします。また「どっち派でもない」という選択肢もあるので、そういうときには、その人なりのユニークな価値観が見えたりもして、とても楽しいセッションになりました。

人と話すとき、話題が見つからなかったり緊張したりして、うまく話が弾まないこともあります。そんなとき、こんな風に「○○派」なんていうテーマを設定すると、肩の力を抜いてコミュニケーションをとることができるかもしれません。よく知っている人相手であっても、改めて尋ねると意外な一面を知ることができる可能性もあります。
梅雨は雨が多くて、外に遊びに出かけるのも億劫な気分の日もありますよね。そんな時は、屋内でゆっくりと、こんなコミュニケーションに時間を費やしてみるのもいいかもしれませんね。


雨の日の、家の中のお伴です。